KEIこんにちは!KEIです。



夏のバイクに乗り始めた方から「メッシュジャケット買ったんですけど、下に何を着ればいいですか?」という質問がよく来ます。
もしかして、ユニクロのTシャツとかそのまま着てません……?
実はそれ、「余計に暑い」「プロテクターが痛い」という二重苦の状態です。この記事で正解を一発解決しましょう!
メッシュジャケットは走行風を取り込んで体を冷やすための設計です。しかしインナーの選択を間違えると、その効果を全部台無しにしてしまいます。
綿の半袖Tシャツは「汗を吸っても乾かない・走行風の気化熱効果が出ない・プロテクターが直に当たって痛い」という三重苦。
正解は「長袖の冷感コンプレッションインナー」を1枚着ること。
風が当たった瞬間に気化熱で一気に涼しくなる仕組みを解説します。
なぜ半袖Tシャツだと「逆に暑い」のか
「メッシュジャケットだから涼しいはず」と思っていたのに、走り始めてみたら思ったより暑かった……という経験はありませんか?
その原因のほとんどがインナー選びのミスです。
綿素材は「汗を吸い込んだまま乾かない」
一般的な綿素材のTシャツは、汗をよく吸いますが乾きにくいのが最大の欠点です。
走行中に大量の汗をかくと、綿素材が水分を吸い込んだまま肌に張り付き、「ベタベタ・じっとり」した不快感が続きます。
さらに問題なのが、気化熱が発生しにくい点。
走行風が体に当たったとき、「汗が蒸発する際の気化熱」で体を冷やす仕組みが、綿素材では機能しません。
汗を吸ったまま放さないため、蒸発が起きないのです。
半袖だとプロテクターが「直に当たって痛い」
メッシュジャケットには肩・肘・背中などにプロテクターが内蔵されています。
半袖Tシャツを着た状態でメッシュジャケットを羽織ると、肘のプロテクターが素肌や袖口に直接当たって痛いという状態になります。
また、肘のプロテクターが位置ズレを起こしやすく、「走行中にプロテクターが動いて不快」という声も多いです。
長袖のインナーを1枚挟むことで、プロテクターとの直接接触が防がれ、位置安定性も向上します。
日焼けも防げない
メッシュジャケットはその名の通り網目状の素材でできています。
夏の直射日光は、メッシュの隙間を通って素肌にじかに当たります。
半袖だと腕も露出するため、長距離ツーリングでは気づかないうちに日焼けが進行します。



綿の半袖Tシャツは「汗が乾かない・プロテクターが痛い・日焼けする」という三重苦です。
これをすべて一発解決できるのが、次に紹介する「長袖の冷感コンプレッションインナー」なんです!
正解は「長袖の冷感コンプレッションインナー」
メッシュジャケットの下に着るべき正解は、長袖の冷感コンプレッション(吸汗速乾)インナーです。
スポーツインナーや夏用コンプレッションウェアとも呼ばれます。
なぜ「長袖」なのか
夏なのに長袖?と思うかもしれませんが、これが正解の理由は3つあります。
- 肘プロテクターとの直接接触を防げる:プロテクターと素肌の間に長袖インナーが入ることで、痛みがなくなる
- 日焼けを防げる:UVカット素材の長袖なら、メッシュの隙間からの日焼けを防止できる
- 腕全体が冷感効果を受けられる:長袖なら腕全体に風が当たり、気化熱効果が最大化される
なぜ「冷感コンプレッション」素材なのか
冷感コンプレッションインナーは、特殊なポリエステル繊維(CROSS COOL・コーデュラなど)を採用しており、綿素材とは全く異なる働きをします。
- 吸汗速乾:汗をすばやく吸い上げて、生地の表面に広げて素早く蒸発させる。べたつきがなく常にサラサラ
- 気化熱で冷える:走行風が当たると、生地に吸い上げられた汗が一気に蒸発。この気化熱で「ひんやり」とした冷感が発生する
- 接触冷感:素材自体がひんやりした感触を持っており、着た瞬間から涼しさを感じられる
- コンプレッション(適度な締め付け):体に密着することでインナーが動かず、プロテクターの位置ズレも防止。長距離でも快適
💡 気化熱のしくみ
汗や水分が蒸発するときに、周囲から熱を奪う現象を「気化熱」といいます。
冷感インナーは汗を素早く生地の表面に広げることで、走行風が当たった瞬間に気化熱が発生。
「風が当たるたびにひんやりする」体験ができます。これは半袖Tシャツでは絶対に再現できない効果です。
おすすめ冷感インナー3選|予算別に紹介
【まずはこれ買っとけ】おたふく手袋 パワーストレッチシリーズ|1,000〜3,600円
「インナーにそんなにお金かけたくない」という初心者ライダーに、迷わずこれをすすめます。
作業手袋で有名な老舗ブランド「おたふく手袋」が展開するBODY TOUGHNESSシリーズ。
元々はロードバイクや作業着向けのブランドですが、バイクライダーからも絶大な支持を得ています。
| ラインナップ | 価格目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| パワーストレッチ(JW-625 等)スタンダード | 約1,000〜1,500円 | 吸汗速乾・接触冷感・消臭。「まず試したい」初心者向け最安モデル |
| パワーストレッチ EVO(JW-726/727/728) | 約2,500〜3,600円 | コーデュラ+ライクラ採用で冷感1.5倍・速乾2倍。バイク乗りの本命モデル |
- 吸汗速乾・接触冷感・消臭・UVカット・コンプレッションを全部搭載
- EVOシリーズは「コーデュラ(高強度ナイロン)」採用で薄くても破れにくい
- Amazonや2りんかんでも取り扱いがあり、入手しやすい
- 長袖・半袖・ハイネック・クルーネックなど、バリエーションが豊富



EVOシリーズが3,600円前後で購入できるのは正直コスパが異次元です。バイク専用メーカーのインナーと比べても機能的に遜色なく、「まずこれを買って試してみる」のが賢い選択ですよ!
【バイク専用設計】RSタイチ クールライド ベーシック アンダーシャツ(RSU329)|3,000円台
バイクウェアの国内ブランド「RSタイチ」が展開する、バイク専用設計の冷感インナーです。
- フラットシーム縫製:縫い目が凸凹しない設計で、プロテクターとの摩擦や不快感がゼロ
- 脇にメッシュ生地:汗をかきやすい脇部分のみメッシュにして、効率よく熱を放散
- 1枚で着ても様になるデザイン:コンビニ休憩時にジャケットを脱いでもOK
- 吸汗速乾・接触冷感・UVカット・ストレッチ性を全搭載
【上位モデル】RSタイチ リキッドウインド アンダーシャツ(RSU502)|8,000〜9,000円台
「普通の冷感インナーじゃ物足りない」という方向けの上位版です。
マンダムと共同開発した「冷却水を吹き付けて気化熱を最大化する」というユニークな設計です。
- 腰のスプレーボトルに専用冷却水(メントール配合)を入れて、インナーに吹き付ける
- 走行風と冷却水の相乗効果で、インナー温度が最大5.2℃低下
- 2024年モデルから冷却水ボトルが真空ステンレス製になり、冷たさが長続き
- 猛暑の中でも「ひんやり感が長続きする」上位の快適性
3つのインナーを比較表でチェック
| 商品 | 価格目安 | 冷感レベル | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| おたふく手袋 パワーストレッチ(スタンダード) | 約1,000円〜 | ⭐⭐⭐ | まず試したい初心者・とにかくコスパ重視 |
| おたふく手袋 パワーストレッチ EVO | 約2,500〜3,600円 | ⭐⭐⭐⭐ | コスパ最強で本格派。ほとんどの人への「正解」 |
| RSタイチ クールライド(RSU329) | 3,000円台 | ⭐⭐⭐⭐ | バイク専用設計にこだわりたい・デザイン重視 |
| RSタイチ リキッドウインド(RSU500) | 8,000〜9,000円台 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 冷却力最優先・ガジェット好き・猛暑派 |
インナー選びのよくある疑問(Q&A)
Q. ユニクロのエアリズムじゃダメ?
→ 普段使いレベルなら十分ですが、バイクのツーリングには不向きです。エアリズムは「軽い汗を素早く逃がす」設計で、大量の汗をかいたときの処理速度・気化熱効果が、スポーツ向けコンプレッションインナーより劣ります。また、バイク用ではないため耐久性も長時間ツーリングには向きません。
Q. インナーは毎回洗う必要ある?
→ はい、毎回洗いましょう。汗や皮脂が残ったまま着用すると、素材の吸汗速乾機能が低下します。おたふく手袋のEVOシリーズはコーデュラ素材を採用しているため耐久性が高く、洗濯を繰り返しても機能が維持されやすいです。2枚持ちして交互に使うと快適です。
Q. コンプレッションが強くて苦しいのでは?
→ おたふく手袋のインナーは、スポーツ競技向けのタイトなコンプレッションより適度な締め付け設計で、長時間ツーリングにも対応しています。初めての方はサイズ選びで「ゆとり感」を感じる1サイズ大きめからスタートするのがおすすめです。
Q. 長袖だと夏は暑くない?
→ 走っているときは、長袖のほうが涼しいです。半袖だと腕が露出して日焼けで熱くなりますが、長袖の冷感インナーなら腕全体に走行風が当たり、気化熱で体全体が冷えます。停車時は確かに長袖の方が暑く感じますが、走行中は長袖の圧勝です。
まとめ|1枚変えるだけで、夏のバイクが激変する
- メッシュジャケットの下に綿の半袖Tシャツは「汗が乾かない・プロテクターが痛い・日焼けする」三重苦
- 正解は「長袖の冷感コンプレッションインナー」。走行風が当たるたびに気化熱で涼しくなる
- まず試したい人はおたふく手袋 パワーストレッチ(1,000円台〜)が最強コスパ
- 本格的に揃えたい人はEVOシリーズ(2,500〜3,600円)かRSタイチ クールライドがおすすめ
- 冷却力最大を求めるなら、RSタイチ リキッドウインドで「水冷インナー」の世界へ



1,000円前後のインナー1枚で、夏のツーリングがここまで快適になるとは思わなかった、という声は本当に多いです。
装備の中でコスパが最も高いのがインナー。ヘルメットやジャケットより先に、まずインナーを正しく揃えましょう!



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