
こんにちは!KEIです。



好んで雨天時にバイクを運転する方はおそらくいないと思います。
ですが、夏場なんかは急なにわか雨に降られてしまったりしますよね。
雨の日のライディング、どうしていますか?
突然の雨や梅雨時期の長雨でも、ツーリングや通勤を快適に過ごすためには「バイク用レインウェア」が欠かせません。
しかし、一般的なカッパや登山用レインスーツとは異なり、バイク用レインウェアには防水性・耐久性・動きやすさ・安全性といった独自の条件が求められます。
この記事を読めば、もう突然の雨も怖くない! バイク用レインウェアの選び方からおすすめモデルまで急な雨をサポートする情報を紹介していきます。
バイク用レインウェアとは?
バイク用レインウェアは、雨天時でもライダーが快適かつ安全に走行できるよう設計されたウェアのことです。
通常の雨具とは異なり、バイクの走行にも耐えうる防水性能や風でばたつかない設計がされています。
一般のレインウェアとの違い
- 走行風に耐える防水構造(高い耐水圧・透湿性)
- 前傾姿勢でもズレにくい立体裁断
- 風でバタつかないフィッティング設計
- 視認性を高めるリフレクター付きモデルが多い
- 長時間着用に耐える耐摩耗性・強度の高さ
バイク用のレインウェアを着用することで、ただ搭乗者が濡れないだけでなく、雨天でも安全に快適なライディングを行うことができます。
バイク走行中は常に強風や巻き上がる水しぶき、対向車からの飛沫などにさらされます。
一般的なレインウェアでは耐えられない状況でも、専用設計のバイク用ならば快適さをキープできます。



とは言いますが、視界や道路状況の悪化がありますので、極力雨が降りそうな時のツーリングはやめたほうがいいですね。



ですが筆者のように業者にオイル交換を頼んでるとかだと、予約の日に限って雨が降るみたいなこともありますからね…
バイク用レインウェアの選び方
1. 防水性能と透湿性のバランス
- 耐水圧10,000mm以上が目安(強い雨でも安心)
- 透湿性5,000〜10,000g/m2/24h程度でムレを軽減
- ゴアテックスや独自防水素材(HYOD、RS TAICHI、KOMINEなど)も注目
バイクに乗っていると、レインウェアの内側が自分の汗で蒸れてしまうことがあります。
透湿性が高ければ、汗によるムレを効率よく外に逃がすことができ、長時間でも快適に走行できます。



おそらく梅雨の時期や夏のにわか雨の時に使用することが多いと思います。
ただでさえ気温が高いので、透湿性の高いものを買って蒸れないようにしましょう。
2. フィット感と動きやすさ
- ライディングポジションを前提にした立体裁断がベスト
- 袖や足首のベルクロでバタつきを防げるか
- バイク用プロテクターの上から着用できるサイズ感も考慮
背中や腰部分が長めに設計されているモデルは、前傾姿勢を取った際も腰が露出せず、防水効果を維持しやすい点で優れています。
フードの取り外しや収納することができるのも特徴になっていますね。
3. 耐久性と補強パーツ
- 摩耗しやすいお尻やヒザに補強パッチがあると安心
- 長期間使うなら2〜3レイヤー構造のしっかりした生地を
特にロングツーリングを頻繁に行うライダーは、生地の耐摩耗性と耐久性に注目しましょう。
頻繁な着脱や繰り返しの使用に耐える製品が理想です。



レインウェアは定期的に防水スプレーを吹きかけておくなどで長持ちさせることができます。
長持ちさせたい方はこちらも一緒に購入検討してみてください!
4. 持ち運びやすさと収納性
- コンパクトに折りたためる収納袋付きモデルがおすすめ
- サイドバッグやリアボックスに収まるサイズだと便利
急な天候の変化に備え、常に持ち歩ける軽量コンパクトなレインウェアは便利です。
収納ポーチが防水になっていれば、濡れた状態で一時保管する際にも重宝します。



最近のバイクは特に収納スペースが小さいものが多いです。
できるだけ荷物にならないように折りたためるものがベストですね!
5. 安全性(視認性)
- 夜間や雨天時に目立つリフレクターや蛍光カラーを採用
- 背中・腕・脚など複数箇所に反射素材があると理想的
視界の悪い雨天時には、他車からの視認性が命に関わる問題になります。
できるだけ視認性の高い色や反射材付きのモデルを選びましょう。
バイク用レインウェアのおすすめブランドとモデル(2025年版)
1. RS TAICHI(アールエスタイチ)DRYMASTER レインスーツ
- 高い防水性と透湿性を両立した人気モデル
- プロテクターの上からも着やすいゆったり設計
- 防風・防水・ストレッチ性能も◎
- リフレクターも装備しており、夜間も安心
- 価格:約15,000円
2. KOMINE(コミネ)RK-552 コンパクトレインウェア
- コスパ抜群の定番モデル
- コンパクトに収納可能
- 通勤・通学用にも人気
- 幅広いサイズ展開で男女問わず選びやすい
- 価格:7,000~9,000円
3. Daytona(デイトナ)DR-001 レインウェア
- アウトドア品質の素材を採用し快適性に優れる
- パンツはブーツインタイプで使いやすい
- 上下でカラーの切り替えがありデザイン性も◎
- 価格:10,000~11,000円
4. ROUGH&ROAD(ラフアンドロード)PR7811 レインスーツ
- デザイン性と機能性を兼ね備えた高品質モデル
- スポーティなルックスでツーリングにも最適
- 高速走行時のフィッティング性能が高く、バタつきが少ない
- 価格:約9,000円
着用時のポイント・注意点
- レインウェアの下にメッシュジャケットなどを着ると蒸れにくく快適
- 雨が袖口や首元から入り込まないよう、グローブやネックウォーマーと併用を
- 着用前に防水スプレーを使用すると、汚れ防止や防水性アップにつながる
- 使用後は陰干ししてしっかり乾燥させることで長持ちします
また、雨の中で着脱する場面を想定して、開口部の大きさやファスナーの位置なども事前にチェックしておくと便利です。
夜間ツーリングの際は、レインウェアの上から反射ベストを重ね着するという選択肢もあります。
レインウェアに反射材が付与されているものもありますので、夜間を走ることが多い方はそちらを選択するのがベストですね!
まとめ
バイク用レインウェアは雨から身体を守るだけでなく、安全性やライディング性能にも直結する重要な装備になってきます。
レインウェアを選択するうえで注意するポイントは数多くあります。
- 防水性と透湿性のバランスを重視
- 動きやすくフィットする構造
- 視認性・耐久性も妥協しない
ツーリング派はもちろんのこと、通勤ライダーにとっても欠かせないアイテムです。
バイクは自然と向き合う乗り物。
だからこそ、天候の変化に対応できる装備が、快適なツーリングを大きく左右することになります。
お気に入りのレインウェアを見つけて、どんな天気でも自信を持って出発しましょう!
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