
こんにちは!KEIです。



夏は気温が地上より低く、春秋は景色が美しいそして何より走行が楽しい峠道について本日は安全に走行するすべを解説していきます!
峠道といえば、ライダーにとってはまさに“聖地”といっても過言ではないと思います。
峠のワインディングをリズムよく駆け抜ける感覚は格別ですが、同時にリスクも多く、知識と心構えがないと痛い目を見ることになります。
特に初心者の方は経験者の方の後ろを無理についていこうとしてしまい、事故を起こしてしまうことも少なくありません。
今回は峠道をテーマに、これから峠デビューする初心者の方にも役立つ峠の走り方についてお届けします。




峠道の特徴とは?
峠道には街中や幹線道路にはない独特の違いがあります。
- カーブが連続している:ブラインドコーナーの連続で、先が見えない箇所が多い。
- 路面が荒れていることが多い:砂利・落ち葉・濡れた苔・轍(わだち)などが想定される。
- アップダウンが激しい:登りはともかく、下りではブレーキに大きな負担がかかる。
- ガードレールのない場所もある:転倒=即崖下という怖さもある。
- 夜間は真っ暗で動物も出る:イノシシ、鹿、タヌキなどは実際によく見ます。
これらの特徴を理解した上で、峠道を舐めないことが安全への第一歩です。



峠道を楽しむためにも、このような路面状況であることを理解したうえで安全に走りましょう。
峠道を走る前の準備
1. タイヤのチェック
こちらは峠に関わらずですがスリップサインが出ていないか、空気圧は適正かを走行前にしっかり確認しましょう。
特に峠はタイヤへの負担が大きいため、摩耗したまま走るのはかなり危険です。
また、路面状況も悪い場合が多く、水たまりや落ち葉が道に落ちていることもあります。
さらに峠でこけてしまうと崖下に落下してしまう恐れすらあります。
走行前点検はいつも以上にしっかりと行いましょう。
2. ブレーキの確認
フロント・リアどちらもきちんと効くかどうかを出発前にチェックしましょう。
特にワインディングが続く場面ではリアブレーキの使い方がカギになります。
また、ブレーキだけに頼らず、エンジンブレーキもしっかりと使用したうえで、安全な速度で走行することを心がけましょう。
3. 服装と装備の見直し
真夏でも標高が高くなると一気に寒くなります。
私は夏でも春用のジャケットを着用するため、ベンチレーションを閉じるだけで事足ります。



ただめちゃくちゃ暑いので一長一短ですね。
メッシュジャケットを着用する場合は防風インナーを一着持っておくと安心です。




4. 視認性の確保
ライトの点灯確認は必須です。
最近のバイクは常時点灯のため問題ありませんが、電球が切れていないか確認しましょう。
特に夕方や夜間に走行する方は街灯がない場合もあるので、ライトの点灯確認は間違いなく行いましょう。
ワインディングを走行する際にはライトが対向車線の車に知らせてくれる役割もあります。
トンネルも多いので、ハイビームの使い方も覚えておくと安心です。
走行中の注意点
無理なスピードは絶対NG
峠で怖いのは「調子に乗ってスピードを上げてしまうこと」。
私も初心者の頃、前のバイクに付いていこうとして転倒しかけたことがあります。
上手く見える人は、技術と経験を積んだ人です。
初心者が真似しても同じようには走れません。



はじめてマスツーリングをする方は前の人に無理やりついていこうとして事故を起こしてしまうことがあります。
自分のペースで走る、もしくは先導の方にゆっくり走ってもらうようにお話ししましょう。
コーナーではアウトインアウト
コーナーの基本は「アウト→イン→アウト」ですが、センターラインぎりぎりはNG。
対向車が膨らんでくることも多く、イン側に寄りすぎて苔に滑る危険もあります。
道幅が狭い峠では“アウトミドルアウト”くらいの気持ちで走るのがおすすめです。
ブレーキはカーブの前に
カーブ中にブレーキをかけると、車体が不安定になって転倒しやすくなります。
減速はしっかり手前の直線部分で終わらせて、コーナー出口に向けてアクセルを回していきましょう。
対向車・動物・歩行者に注意
私がよく行く峠道では、野兎やタヌキ、イノシシが出ることがあります。
一度カーブを抜けた先で突然飛び出されて、心臓が止まるかと思いました。
また、週末はドライブや登山客の歩行者も多く、予期せぬタイミングで現れることもあります。
先が見通せない場所ではいつも以上に慎重に走行するよう心がけましょう。
車間距離は多めに
峠では坂によって思ったよりブレーキ距離が伸びます。
しかも、前のバイクや車が突然減速することも珍しくありません。
無理に追い越さず、しっかり車間距離を取りましょう。
NG行為まとめ
峠道では以下の行為は特に危険です。
- センターラインを割っての走行
- ブラインドカーブでの追い越し
- グループでの接近走行
- 道端でのUターンや停車(後続車に危険)
- 自己流の攻め方で無理をする
あくまで峠は公道です。
攻めるならサーキットで。
峠では「生きて帰る」が最優先です。
おすすめの装備と便利アイテム
- プロテクター入りジャケット:転倒しても肩・背中を守れる
- インカム:複数人で走る場合、離れても声で連携できる
- スマホホルダー+ナビアプリ:道を間違えて迷い込むのを防げる
- レインウェア:山の天気は変わりやすいので常備しておくと安心
- クールタオル・水分補給アイテム:熱中症対策も忘れずに






まとめ
峠道は本当に楽しい場所です。
でもそれは、正しい知識と準備、安全意識があってこそ。
私は今でも峠道に入る前には「慎重に走ろう」と心の中で一度つぶやきます。
- 無理なスピードは出さない
- カーブの前にしっかり減速
- 対向車・動物・路面の変化に備える
- 十分な装備と集中力を持つ
これらを意識すれば、初心者でも楽しく、安全に峠を走ることができます。
ぜひ、峠道で自分だけの気持ちいいラインを見つけてください。






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