KEIこんにちは!KEIです。



季節は冬になりバイクに乗れない日々も多くなってきます。
そんな中、気になるのはバッテリー上がりですよね。
「久しぶりにエンジンをかけようとしたら、うんともすんとも言わない…」
そんな経験、バイク乗りなら一度はあるはずです。
その原因のほとんどが、バッテリー上がりによるものです。
バイクのバッテリーは、ライト・メーター・セルスターターなどに電力を供給する重要な部品。
しかし、しばらく乗らずに放置すると自然放電し、いざという時にエンジンが始動しなくなります。
まずは、なぜバッテリーが上がるのかを理解しておき、対処法を身に付けましょう。


バッテリー上がりの主な原因
1. 長期間乗らない
バイクに乗らない期間が2〜3週間を超えると、自然放電によってバッテリーの電圧が低下します。
特に冬場は気温の低下で電圧が下がりやすく、放置期間が短くても上がることがあります。
2. アイドリングだけでエンジンをかけている
「たまにはエンジンをかけておこう」と思っても、アイドリングだけでは充電不足になりがち。
発電量が少ないため、かえって放電を進めてしまうケースもあります。
3. 電装品の使いすぎ
グリップヒーターや電熱ウェア、USB充電ポートなどを多用していると、
発電量より消費電力が上回り、バッテリーに負担がかかります。
4. 経年劣化
一般的に、バイクのバッテリー寿命は2〜3年ほど。
使用頻度や保管環境によっては、1年半ほどで劣化する場合もあります。



車検のあるバイクの場合は車検ごとにバッテリーを交換しておくと、
安心して乗ることができますね。


バッテリーが上がった時の対処法
バッテリーが上がっても、焦る必要はありません。
以下の3つの方法で再始動が可能です。
1. 充電器で充電する(最もおすすめ)
家庭用コンセントから充電できるバイク用充電器を使えば、簡単・安全に復活できます。
時間は数時間ほどかかりますが、最もバッテリーに優しい方法です。



後述する充電器を使用すれば初心者の方でも安心して充電を行うことができます!
2. ジャンプスタート(応急処置)
車や他のバイクのバッテリーをブースターケーブルでつなぐ方法です。
ただし、電圧の違い(12V/6V)に注意が必要。
また、極性を間違えると電装系が故障する危険もあるため、慣れない人にはおすすめしません。
3. 押しがけ(セルが回らないとき)
マニュアル車限定の方法。
ギアを入れて押しながらクラッチをつなぎ、エンジンを強制的に始動させます。
しかし、バッテリーが完全に上がっている場合は再始動してもエンストしやすいので注意。
バッテリー充電の基本手順
バイクのバッテリー充電は、慣れれば誰でもできます。
以下の手順を守れば、安全に作業可能です。
【用意するもの】
- バイク用バッテリー充電器(12V対応)
- プラスドライバー(カウルやシートを外す場合)
- 軍手や保護手袋
【充電手順】
① バッテリーの位置を確認
多くのバイクでは、シート下やサイドカバーの中にバッテリーが収納されています。
取扱説明書を確認し、アクセス方法を確認しましょう。
② バッテリーを外す(車体に接続したままでもOK)
最近の充電器は「車体接続状態でもOK」なものが多いですが、
安全を重視するなら、マイナス端子 → プラス端子の順に外して充電します。
③ 充電器を接続
赤いケーブルをプラス端子、黒いケーブルをマイナス端子につなぎます。
逆接続は絶対に避けましょう。
④ 充電開始
充電器をコンセントに接続してスタート。
LEDインジケーターで進行状況を確認できます。
自動充電タイプなら、満充電になると自動で停止します。
⑤ 取り外しと復旧
充電が完了したら、逆の手順(プラス → マイナス)でケーブルを外し、バッテリーを元に戻します。



タンクの下とかにバッテリーがある場合があるので、
状況によってはショップに頼むほうが確実ですね。
バイクバッテリーを長持ちさせるコツ
1. 2週間以上乗らないときは「メンテナンス充電」
長期保管中に自然放電を防ぐため、メンテナンスモード付きの充電器をつなぎっぱなしにしておくのが理想。
自動で電圧を監視してくれるため、過充電の心配もありません。
2. エンジン始動後すぐにアクセルを開けない
エンジン始動直後は発電量が安定していません。
10〜20秒ほどアイドリングしてから走り出すと、バッテリー負担を軽減できます。
3. 電装品を同時に使いすぎない
電熱ジャケット、スマホ充電、グリップヒーターなどを同時に使用すると電圧が下がります。
電圧計を取り付けておくと、過放電の予兆をつかみやすいです。
4. 冬場は特に注意
気温が下がると電解液の化学反応が鈍くなり、電圧が低下します。
冬眠前に必ず充電しておくのが鉄則です。
おすすめのバイク用バッテリー充電器
デイトナ スイッチングバッテリーチャージャー 95027
初心者にも使いやすい定番モデル。
カプラーをバッテリーに取り付けることで充電性が格段にアップ。
価格も手頃で、初めての1台に最適です。



価格がお手頃なのと一度カプラーさえつければ充電が楽になるという手軽さがいいですね。
カエディア スマートバッテリーチャージャー KDR-B12
充電式のため、コンセントがない環境でも充電可能。
値段がかなりお手頃で持ち運びもしやすいので、お試しモデルにも最適。
こちらもコネクタをバッテリーに接続しておけば次回以降簡単に充電可能。
テックメイト OptiMate3 バッテリーメンテナー TM-447
つなぐだけで充電可能なシンプルで扱いやすい充電器。
バッテリー診断機能や繋げっぱなし充電が可能で安心。
しっかりしたバッテリー充電器が欲しい方はぜひこちらの商品を。
よくある質問Q&A
Q1. どのくらいの頻度で充電すればいい?
A. 通勤・通学などで週3回以上乗る人は不要。
週1回以下の頻度なら、月に1回程度の充電をおすすめします。
Q2. バッテリーを外さずに充電しても大丈夫?
A. 最近の充電器ならOK。ただし、古いモデルでは過充電の危険があるため注意。
Q3. 液入りバッテリーとMF(メンテナンスフリー)の違いは?
A. 液入りタイプは電解液の補充が必要、MFは基本ノーメンテナンス。
MFタイプは振動に強く、近年の主流になっています。
まとめ:バッテリーの健康=快適なバイクライフ
バッテリーは、バイクの心臓ともいえる大切なパーツ。
上がってから対処するより、普段からの予防メンテナンスが何より重要です。
- 2週間以上乗らない場合は充電
- 電圧チェックで早期発見
- メンテナンス充電で寿命延長
この3点を意識するだけで、トラブルのほとんどは防げます。
ツーリングの前にエンジンがかからない…なんて悲劇を避けるためにも、
定期的な充電で、いつでも快調に走り出せる状態を保ちましょう。





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