
こんにちは!KEIです。



本日はバイクの個人売買を行う際の注意点について解説していきます。
バイクを売る・買う方法として「個人売買」を検討する人が増えています。
中古バイクを安く手に入れたい人や、買取業者を通さずに高く売りたい人にとって、個人売買はメリットが大きい選択肢です。
しかし、個人売買にはリスクやトラブルの可能性も少なくありません。
お金やバイク本体が絡むやりとりなだけに、事前に知っておきたい注意点は数多くあります。
この記事では、「バイク 個人売買 注意点」と検索している方に向けて、安全な個人売買を行うために押さえておくべきポイントを網羅的に解説します。
売る側・買う側、どちらの立場でも参考になる情報をお届けします!
そもそもバイクの個人売買ってどんな方法?
バイクの個人売買とは、バイク販売店や買取業者を通さずに、個人間で直接売買契約を行う方法です。
最近では、ヤフオクやメルカリ、ジモティー、バイク専門の個人売買サイトなどを通じて取引するケースが増えています。



原付などは特に学生の方が卒業する先輩から譲ってもらうみたいなこともあると思います。



ですが、個人売買には多くの注意すべきポイントがあります。
知り合いの方から譲ってもらう場合、ネット出品や購入する場合はお互いにトラブルにならないように気を付けましょう!
個人売買のメリット
- 中間マージンがない分、価格面でお得(売る側は高く売れる/買う側は安く買える)
- 柔軟な価格交渉ができる
- タイミング次第では、掘り出し物に出会えることも
個人売買のデメリット
- 取引後の保証やアフターサービスが一切ない
- 故障やトラブル時に揉めることも
- 名義変更や書類手続きが自己責任
- 詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではない
売る側が注意すべきポイント
バイクの状態は正直に伝える
- 小さな傷や修理歴、走行距離、タイヤの消耗なども正確に伝えることが信頼関係につながる。
- 故意に不具合を隠した場合、後々トラブルになる可能性あり。
- 不動車の場合はわかるように表記しておく。
書類の準備をしっかり行う
- 車検証(軽二輪:標識交付証明書、原付:標識交付証など)
- 自賠責保険証明書
- 委任状(名義変更を相手に任せる場合)
- 譲渡証明書(必要に応じて)
→ これらが不備なくそろっていないと、名義変更や登録がスムーズにできません。
現車確認・試乗対応の可否を決めておく
- 現車確認を希望する買い手は多いです。
- ただし、試乗を認めるかどうかは慎重に判断を。事故や盗難リスクを避けるため「敷地内だけ」「同席する」など条件を決めておくと安心。



お互いのトラブルを避けるためにも現社確認は行ったほうが良いです。
支払い方法を明確にしておく
- 振込・現金手渡し・メルカリなどのプラットフォーム内決済など、安全な方法を選択することが大切。
- 現金の場合は、人目のある場所での取引が原則。



バイクを売る際はKatixなどのサービスでも高く売ることができます。
できるだけトラブルを避けたいのであればこちらの利用も考えてみてください。




買う側が注意すべきポイント
現車確認は絶対に行う
- 写真だけでは見えない傷や劣化、不具合などがある可能性も。
- エンジンのかかり具合、ライトやウィンカーの動作、タイヤやブレーキの状態など、しっかりチェックすることが重要。



特に現地から乗って帰る場合は、途中で故障し帰れない…となったら目も当てられません。
保証がないからこそ、しっかり確認しましょう。
車両の名義・所有者情報を確認する
- 出品者=登録名義人かどうかは要チェック。
- ローン残債がある車両だと、名義変更できないケースもあるので注意!



名義が会社名になっている車両は要注意です!
所有者に名義の変更や残債の支払いをしてもらいましょう。



応じてもらえない場合は残念ですが、そのバイクは諦めるべきです。
売買契約書を作成しておく
- 口約束だけだとトラブル時に立証が困難。
- トラブルを防ぐためにも、簡単な売買契約書を交わすのが理想的。
支払いと引き渡しのタイミングをしっかり調整
- 「お金を払ったのにバイクが届かない」「バイク渡したのに振込がない」といったトラブルを避けるため、できる限り対面での同時交換がベスト。




名義変更・自賠責の手続きについて
個人売買では、車両の所有権を明確にするために名義変更の手続きは必須です。
名義変更に必要な書類(軽二輪バイク:126cc〜250cc)
- 軽自動車届出済証
- 譲渡証明書
- 自賠責保険証明書(未加入の場合は新規で加入)
- 印鑑(認印でOK)
自賠責保険の取り扱い
- 自賠責保険は基本的に契約者ごとに付随します。
- 売却時に保険を譲る場合は、保険会社への名義変更手続きが必要。
- 保険を譲らない場合は、新しい所有者が再加入する必要あり。
よくあるトラブル事例と回避策
トラブル①:買ったバイクに重大な不具合があった
- → 売買契約書に「現状渡し」「返品不可」などを明記しておく
- → 現車確認時に写真や動画を撮っておく
トラブル②:名義変更してもらえない(名義が売主のまま)
- → 名義変更完了を確認するまで一部代金を預かる形にする(エスクロー方式)
- → 自分で名義変更を行う場合は委任状・譲渡証明書を確実に取得
トラブル③:試乗中に事故が起きた
- → 試乗は原則NGにする or 敷地内限定・本人確認必須にする
- → 万が一に備えて任意保険の確認もしておく
トラブル④:代金を支払ったのにバイクが届かない(詐欺)
- → できるだけプラットフォームを通す(メルカリ・ヤフオクなど)
- → 振込なら証拠を残す/怪しい相手には絶対に先払いしない
安全に個人売買を行うためのチェックリスト
- 相手の連絡先や氏名、住所を確認した
- 名義変更・譲渡書類はすべてそろっている
- 現車確認を行い、状態を確認した
- 売買契約書を作成した(簡易的なものでOK)
- 支払い方法・受け渡し日時を事前に決めた
- 引き渡し後の保証がないことをお互い理解した
これらを一つひとつ丁寧に行うことで、トラブルのリスクを大きく減らすことができます。
まとめ:バイクの個人売買は「自己責任」だからこそ慎重に!
バイクの個人売買は、費用を抑えつつ柔軟に取引できる魅力的な方法ですが、
すべて自己責任で進める必要があります。
特にトラブルや不安を避けるためには、
- 相手としっかり連絡を取ること
- 必要書類を整えること
- 売買契約書など記録を残すこと
- 支払い・引き渡しを慎重に行うこと が重要です。
手間を惜しまず、一つひとつのステップを丁寧にこなすことで、安全で納得のいく取引につながります。
「高く売りたい」「安く買いたい」だけでなく、「安全に取引する」ことを第一に考えて、後悔のない個人売買をしてくださいね。
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