
こんにちは!KEIです。



本日は楽しいツーリングができるようにマスツーリングの注意点について解説していきます!
複数人でのツーリング、いわゆる「マスツーリング」は、仲間と一緒に風を感じながら走る特別な体験です。
ソロツーリングにはない安心感や楽しさがありますが、その一方で、複数人だからこそ気をつけなければならない点も多く存在します。
人数が増えれば増えるほど、ちょっとした判断ミスや誤解が事故やトラブルの原因になりかねません。
だからこそ、基本的なルールとマナーをしっかり理解しておくことが、安全で快適なツーリングを楽しむための大前提です。
この記事では、マスツーリングを安全かつ快適に楽しむための注意点やマナー、役立つ準備事項を初心者にもわかりやすく解説します。
これからマスツーリングを始めようと考えている方も、すでに経験がある方も、ぜひ参考にしてください。
事前にルートと役割を共有しよう
マスツーリングでは、出発前の情報共有が非常に重要です。
なんとなく集合して出発してしまうと、途中ではぐれたり、トラブルが起きたときに対応できなかったりすることがあります。
準備しておきたいポイント:
- 目的地・走行ルート・休憩ポイントをあらかじめ決めておく
- 給油ポイントの確認(特にタンク容量が小さいバイクがいる場合)
- 高速道路を利用する場合のIC・SA/PAの選定
- 雨天時の対応やキャンセルの判断基準
また、グループ内で以下のような役割分担をすると、よりスムーズです。
- 先導(リーダー):ルート案内・ペース配分を担当
- 中間サポート:後方の様子をチェック、リーダーに伝達
- 最後尾:全体の安全確認・はぐれた人への対応
役割が明確になっていれば、緊急時の混乱も最小限に抑えることができます。
走行中は“千鳥走行”が基本
マスツーリングでは、「千鳥走行」と呼ばれる隊列の組み方が基本となります。
千鳥走行の特徴:
- 車線内で左右交互に走る
- 車間距離を確保しつつ視界も確保しやすい
- 前方の急ブレーキにも対応しやすい
前車との距離は約1秒分(40~50m)が目安。
詰めすぎると追突リスクが高まり、空けすぎると後続車に割り込まれる可能性もあります。
また、左右の位置をキープする意識を持ち、無理に列を追い越したり、急な車線変更はしないことが鉄則です。
無線・インカムの導入も検討しよう
会話ができることでツーリングは格段に楽になります。
特にマスツーリングでは、インカムの導入がおすすめです。


インカムのメリット:
- 渋滞や分岐、トラブルの共有がリアルタイムでできる
- 休憩タイミングを相談しながら調整できる
- 道に迷っても声でサポートが可能
- 走行中も楽しく会話ができるため、ツーリングの満足度もアップ
おすすめブランドには、B+COM(ビーコム)やSENA(セナ)などがあります。
グループで統一しておくと接続トラブルが減り、スムーズにコミュニケーションできます。



何よりも会話しながらのツーリングはとても楽しいです!
B+COMについては下記記事にまとめてありますので、ご覧ください!


無理なペースについていかない
マスツーリングでありがちなのが、「ペースが速すぎて怖い」という状況です。
前のバイクに無理についていこうとすると、
- カーブでオーバースピード
- 無理な追い越し
- 車間距離不足による追突
など、非常に危険な状態になります。
自分の技量に合ったスピードで走ることが何より大事です。
初心者がいるグループなら、「一番ペースの遅い人に合わせる」のが基本マナー。
焦る必要はありません。経験豊富なライダーが先導役になることで、全体の安全度がぐっと高まります。



ペースの速い人がいたらみんなで「ちょっと速いよ!」と注意しましょう!
コンビニ休憩では場所選びも重要
休憩中にトラブルになるのが「駐車マナー」です。
バイクは目立つ存在なので、周囲への配慮が必要です。
休憩時のマナー:
- コンビニの駐車場を占拠しない
- 出入り口や他の車の妨げになる場所に停めない
- エンジンは停止して静かに過ごす
- 店内での買い物は必ず行う(場所を借りているという意識)
また、バイクが複数台あるとどうしても注目されがちなので、ライダー同士の会話の音量や態度にも気を配るようにしましょう。



バイクの駐車場についてはない場合もあるので事前調査しておくと安心ですね!


急なトラブルに備えて連絡手段を確保
人数が多いと、誰かが迷子になる・体調不良・バイクトラブルが起こるといった予期せぬ事態も発生しやすくなります。
- LINEや電話など、連絡手段を事前にグループ化しておく
- 「全体チャットで現在地共有」などのルールを決める
- 万一のために、ロードサービス(JAFやZuttoRideなど)に加入しておく
- 雨具・バッテリー・簡単な工具・飲料水・常備薬などを持っておく
また、走行前に緊急連絡先を共有しておくと、より安心して走れます。


終了後の振り返りも大切に
ツーリングが終わったあとも、簡単な振り返りをすることで、次回の改善や楽しみに繋がります。
- 良かったルート・不便だったポイント
- トラブルの有無とその対処
- 次回の目的地候補や走行ペースの相談
また、撮った写真を共有したり、SNSにまとめたりすることで、参加者同士の絆も深まります。
これがマスツーリングの醍醐味のひとつでもありますね。
まとめ
マスツーリングは、ライダー同士の絆を深め、バイクの楽しさを何倍にも広げてくれる貴重な機会です。
しかし、複数人だからこそ気をつけなければいけないポイントも多いのが事実。
- 事前のルート・役割共有
- 千鳥走行と適切な車間距離
- インカムの活用と会話の工夫
- 無理なスピードで走らない
- 駐車・休憩時のマナーを守る
- トラブル時の対応力を高めておく
これらをしっかり意識することで、安全で楽しいマスツーリングが実現できます!
ぜひ今回の内容を参考に、次のツーリングをさらに充実した時間にしてくださいね。
仲間と共有するその時間が、あなたのバイクライフをより豊かにしてくれるはずです。
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